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- ヘリット・トーマス・リートフェルト
- Gerrit Thomas Rietveld
- 1888~1964 オランダ
20世紀を代表する建築家・デザイナーの一人。オランダのユトレヒトに生まれ、家具職人である父親の工房で修行を積み、1911年に自らの工房を立ち上げる。1918年、新造形主義を理念に掲げる芸術家集団「デ・ステイル」に参加。この頃、後の建築デザインに変革をもたらす「レッド・アンド・ブルー(赤と青の椅子)」を発表。リートフェルトの代表作のひとつでもあるユトレヒトのシュレーダー邸は、「レッド・アンド・ブルー」の造形原理を発展させたものであり、先進的な建築デザインとして世界遺産に登録されている。
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Red and Blue Chair
水平・垂直の黒い直線と三原色のみで描かれたモンドリアンの抽象画に影響されたリートフェルトは、「デ・ステイル」と交流を持つきっかけとなった角材と板のみで構成された自らの椅子に色を塗り、「レッド・アンド・ブルー」をつくりあげた。「レッド・アンド・ブルー」はまさに絵画のような家具であり、「周囲の空間へ無限の広がりを予感させる」と評されている。
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- パッケージ化されたキット製品なのでお客様が六角レンチひとつで簡単に組み立てることができます。